春の企画展_孝徳天皇

2021年4月3日(土)、休日に特別開館をして、春の企画展を開催しました。

休日開館を心待ちしていて下さった結構マニアックな方々のご来館があり、解説側も答えに詰まる質問も多々ありました。考古学専門の学芸員さん、古文書研究会の方、山口の歴史をなめ尽くすように調べておられる方、等々。午前午後とも、解説時間15分の予定が一時間近くまで続きました。

 ↑ 再現・古代装束(4月3日のみの限定公開) 645年乙巳の変で即位した孝徳帝とその妃・小足媛(おたらしひめ)との間には、有間皇子がいました。飛鳥時代と天平時代の間になるこの時代は、晴れやかな文化の花開いた時代で、白鳳時代とよばれています。

ギャラリーは、案山子さんたち。山口中学家庭科部の皆さんに制作していただきました。

私たちも花を添えました。…山口雅楽の会・舞人


西宮市山口町郷土資料館

西宮市山口町の歴史、伝統文化・産業、民俗資料を展示する郷土資料館です。 この地域で出土した七世紀の土器、645年大化の改新の立役者・孝徳天皇が当地に行幸されたことに関わる資料とその再現装束(着用体験もできます)、秋祭りで繰り出される檀尻(だんじり)の実物展示、伝統産業・竹細工を詳細に解説、等々に加え、昔の民具・農機具・教科書・写真などを展示するコーナーでは、実際に触って使ってみる体験もできます。

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