秋の企画展2023

郷土資料館第一展示室は、郷土の歴史と伝統文化を保存、その中央に「袖下踊り」のジオラマが展示されています。じっくり見ると、かなり手の込んだ、遊び心満載のジオラマです。ぜひ、じっくりとご覧下さい。

10月7日(土)9:00~11:30 入場無料

※通常は、休日開館しておりません。この機会にぜひ、ご来館ください。

<特別企画>

★「袖下踊り」実演 <山口町古文化保存会のみなさん> 第3展示室にて

…西宮市無形文化財に指定されている袖下踊りは、1400年以上前から伝承されていると、この地では伝わっています。その発祥は、第三十六代天皇「孝徳帝」が647年有間行幸の折り、三ヶ月に渡ってこの地に滞在され、帝一行(約300人とされる)がお帰りの際、別れを惜しんだ村人達が舞った踊りとされています。(日本書紀に記述あり)

…この故事にちなんだ「孝徳帝行幸再現行列」が、午後1時50分郷土資料館を出発し、この地の氏神公智神社へと向かい勇壮なだんじりとともに宮入りします。途中、孝徳帝の行在所があったと伝えられるお旅所でいったん止まって整列しますので、ここでは自由に写真撮影して頂けます。神社境内では、一定の制限がありますので。

★「モリアオガエル展」 <山口中学校モリアオガエル保存会の生徒さん>

…保存会の活動紹介を、今回のために製作して頂いたパネルとビデオでご覧頂けます。

落ち着いた和風庭園(竹林庭)で、お飲み物のサービスもいたします。

…モリアオガエルは、西宮市の天然記念物に指定されています。

西宮市山口町郷土資料館

西宮市山口町の歴史、伝統文化・産業、民俗資料を展示する郷土資料館です。 この地域で出土した七世紀の土器、645年大化の改新の立役者・孝徳天皇が当地に行幸されたことに関わる資料とその再現装束(着用体験もできます)、秋祭りで繰り出される檀尻(だんじり)の実物展示、伝統産業・竹細工を詳細に解説、等々に加え、昔の民具・農機具・教科書・写真などを展示するコーナーでは、実際に触って使ってみる体験もできます。

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