有馬籠

 「有馬籠」は、昔より有馬温泉への入湯客の土産品として、また茶道の生け花の籠として伝えられてきました。

 明治・大正と時代が下ると共に、農村の副業として、地域産業としての基盤が出来上がりました。明治時代になり、輸出産業が開かれるにつれて、最初は静岡のお茶を輸出する外箱として竹籠が作られ、輸出品の草分けとなりました。その後、クリスマス、イースターの用品として、ピクニック、ボトル・キャンディ、果物籠、屑籠、花籠等々、多くの品種と大量の籠が輸出用として生産され、大正、昭和初期に至るまで、山口町の産業として大いに発展しました。

 本会は、竹産業について、製作道具、製品、製作解説絵図などを現物展示すると共に、別に歴史として竹産業の発祥、推移、技法等について可能な限り検証しました。

西宮市山口町郷土資料館

西宮市山口町の歴史、伝統文化・産業、民俗資料を展示する郷土資料館です。 この地域で出土した七世紀の土器、645年大化の改新の立役者・孝徳天皇が当地に行幸されたことに関わる資料とその再現装束(着用体験もできます)、秋祭りで繰り出される檀尻(だんじり)の実物展示、伝統産業・竹細工を詳細に解説、等々に加え、昔の民具・農機具・教科書・写真などを展示するコーナーでは、実際に触って使ってみる体験もできます。

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