展示品紹介

リニューアルした第5展示室の展示紹介を本日4月1日より、日めくりで紹介していきます。

5月1日までお楽しみ下さい。

まずは、「かかし」さんからです。上から下までよく見て下さい。

この「案山子(かかし)」がまとっているのは、郷土資料館で保管していたものです。

置いているだけではよくわからないので、案山子(奥播磨案山子の里に制作依頼)に着せてみました。それがこの「蓑笠(蓑笠)、簔(みの)、背負子、草鞋(わらじ)、鍬(くわ)」なんですが、実は「草鞋(わらじ)」の結び方や簔の着方がわかるようでわからないので、実際にこれらを作っておられる「日本民家園(川崎市)」の工芸グループさんを訪ね、詳しく教えていただきました。

代表の方は、NHKの大河ドラマでも指導されているそうです。

こちらは、山口中学家庭科部に制作依頼をした案山子です。左からペーター、ハイジ、クララです。

制作は、当初の想像以上に難航したそうで、「奥播磨案山子の里」から指導に来て頂き、一年かけて完成しました。4月3日は、庭園で皆様をお待ちしています。


西宮市山口町郷土資料館

西宮市山口町の歴史、伝統文化・産業、民俗資料を展示する郷土資料館です。 この地域で出土した七世紀の土器、645年大化の改新の立役者・孝徳天皇が当地に行幸されたことに関わる資料とその再現装束(着用体験もできます)、秋祭りで繰り出される檀尻(だんじり)の実物展示、伝統産業・竹細工を詳細に解説、等々に加え、昔の民具・農機具・教科書・写真などを展示するコーナーでは、実際に触って使ってみる体験もできます。

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