「サザエさん」で登場する丸いちゃぶ台。今では見ることもなくなりましたが、大正から昭和にかけてのお茶の間を再現しています。NHKの朝ドラ(今なら、「おちょやん」)でも必ずと言っていいほど登場する民具です。
円形で折りたたみができる。それまでの一人用のお膳に代わって、明治20年頃より使用されるようになり、家族の団らんを象徴するシンボル。明治になって入ってきた西洋料理が「チャブチャブ」と呼ばれ、そこで用いられるテーブルを「チャブ台」と言ったことがその名の由来と言われています。
ここにある食器は大正時代のものです。
ちゃぶ台の真ん中にある四角い銅製の物は、炭を入れるコンロです。四角い箱のようになっている真ん中に炭を入れ、まわりに水を入れます。お銚子を入れてお燗ができるようにもなっています。
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